うまくいっている時でも、「何か違う」と思うのであれば、その気持ちに向き合った方がよい、と思った話
自分には、心の中で違和感を感じながら過ごしていた時期がありました。
しかし、違和感を感じながらしていたことは、結局長続きしませんでした。
梅原大吾さん(ギネス認定のプロゲーマー)が、ちきりんさん(月間200万PVの社会派ブロガー)との対談本で興味深いことを言われていました。
(以下、『悩みどころと逃げどころ』より引用)
ゲームの場合、勝ってる限りごまかしがきくんです。自分のプレーに納得してなくても、あんまり人気がでなくても、勝てば気にならない。ところが負けたとたんに、負けたこと以上に、そういう問題が重くのしかかるんです。
それと同じで、心の中では「なんか違う」と思っていても、とりあえずうまくいってる間は目をつぶって生きられる。でもレールが途切れた瞬間に、心の中にずっと前からあった問いと向き合わざるを得なくなる。それでいきなりつらくなるんじゃないですかね。
(引用終わり)
ギクリとしましたが、まさにおっしゃる通りです。
「なんか違う」という気持ちがあると、違和感を常に感じているのですが、うまくいってる間はやりすごせてしまいます。
自分の場合は、気がつかないようにしていたか、「これでいいのだ」と思うようにしていました。
しかし、うまくいかなくなってくると、途端に「なんか違う」が自分の中で問題になってしまいました。
今までごまかしていた分が、利息付きで自分に向かってくるような感じでした。
うまくいってる間は、その状況を維持したい気持ちがあり、自分の感じでいる違和感に気がつかないようにしていました。
しかし、「なんか違う」と思っていることには変わりはなく、環境が変わってしまえば、その状態には我慢ができなくなってしまいます。
そうであれば、良い状況の時でも「なんか違う」という感じがあるのであれば、その違和感に向き合うことが大切であると思います。
【まとめ】
・環境が良いと、自分で感じでいる違和感に目をつぶってしまいがちになってしまう
・しかし環境が悪くなれば、その違和感と嫌でも向かいあうことになる
・たとえ環境が良い場合でも、違和感を感じるのであれば、その気持ちに向き合うことが大切である