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~に刺激[触発]される / 【働き方】【在り方】【音楽】【読書】【散歩】がテーマのブログです

目次を読む読書が想像以上に凄い

購入してから数ヶ月にわたって手をつけることができていない本があります。

いつか読もうと思いながら時間が経ってしまいましたが、ふと、一日10ページ読めば一ヶ月で300ページ読めるのではと思い、読んでみることにしました。

▼時間は10分単位で考える論

http://inspirex.hatenadiary.jp/entry/2017/06/08/235515


備忘録も兼ねて、どのようにして読み進めたかを書こうと思います。


【マインドを変えた】
一日に10ページを読めば、300ページの本を一ヶ月で読むことができます。
「一ヶ月に一冊しか読めない」から「一ヶ月に一冊も読むことができる」にマインドを変えました。
落ち着いて考えてみると、長い間300ページ超の本を読むことができていないので、一ヶ月に一冊読むことができれば自分的にはスゴイことになります。

【目次を一日一回読む】
一週間位は毎日目次を読んでいました。
目次だけであれば数分で読めるのであまり負担は感じませんでした。
また目次だけでも大枠の内容がつかめますので、本文を読む時間がとれない場合でも目次だけでも目を通してみるのがいいと思いました。

【目次を読んでいて気になるところを読む】
一週間位目次を何度も読んでいると、気になるところが目に付くようになりました。
そこで、気になる部分を読むことにしました。
途中から読んで意味をつかめるのか不安もありましたが、この時までに目次をしっかり読んでいたので、すんなりと読むことができました。

【引き続き目次を読みつつ、関連付けできそうなところを読む】
気になる部分を読んだ後も引き続き目次を毎日読みました。
目次を読みながら先に読んだ部分と関連付けできそうな部分を探し、読むようにしました。

【本文を読みながらも目次は一日一回読む】
少しずつ日にちをかけて読んでいると、読んだことを忘れて内容がつながらないのでは、という不安がありました。
しかし、一日一回目次に目を通していると、目次に書いてあることから読んだ部分の内容を思い出すことができて、前後の内容とつながりを残したまま読むことができました。


このようにしていると、三週間程度で一冊読むことができました。
(一日10ページを読むつもりが、実際は20〜30ページ程度読んでいました)


次に、目次を毎日読みながら少しずつ読み進めた感想を書きます。


【目次を読むだけでも意味がある】
本文を読んで改めて思ったのが、目次は本のエッセンスだ、ということです。
分厚い本や、本を読む時間がない場合は、目次だけでも目を通しておくといいかもしれない、と思いました。

【最初から読まないほうがいい場合もある】
本によって異なるのですが、今回読んだ本に関しては自分の興味は中盤以降にあったように思います。
序盤は最後に読んだのですが、最初から読んでいたら途中で諦めていた可能性が高かったと思います。

【章立て通りに読まない方が、流れがいい場合がある】
個人的な印象なのですが、著者の思考の流れと章立てとは異なる場合があるのではないかと思いました。
目次を何度も読んでいると、章立てでは離れているのですが、一緒に考えたのではないか、と思う部分がありました。
(そして、つながりがありそうな順番で読み進めました)
自分が文章を書くときも、考えているときの発想の並びと文章にした時の順番は異なることが多いです。
こういったことから、本は最初から順番に読むよりも、目次を読みながらジグザグと読んでいくのがいい場合があるのでは、と思いました。


【まとめ】
今までは目次をほとんど読むことがなく、いきなり本文を読んでいました。
今回は本文を読む前に何度も目次に目を通し、本文を読みながらも毎日目次に目を通すようにしました。
三週間程度をかけて読んだのですが、目次に毎日目を通している為、前後の内容を忘れてしまうこともなく、むしろ今までの読書よりも内容を理解できたように思います。
また、数ヶ月にわたって手をつけることができなかった本を、三週間程度で読むことができたことに驚きました。
次からも分厚い本を読むときにはこの方法で読もうと思います。

【今回読んだ本】
ワーク・シフト(リンダ・グラットン著)



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