チック・コリア・アコースティック・バンドについて書いてみる
チック・コリア・アコースティック・バンド
チック・コリア(ピアノ)
ジョン・パティトゥッチ(ベース)
デイブ・ウェックル(ドラム)
「スタンダーズ・アンド・モア」1989年録音
「ラウンド・ミッドナイト」1989年録音(ライブ録音)
ドラムのデイブ・ウェックルが好きで、大学生の頃によく聴いていました。
『オン・グリーン・ドルフィン・ストリート』(「ラウンド・ミッドナイト」収録)
『モーニング・スプライト』(「ラウンド・ミッドナイト」収録)
『モーニング・スプライト』(「スタンダーズ・アンド・モア」収録)
大学生の頃はこの3曲ばかり聴いていました。
・・・つまり、デイブ・ウェックルのソンゴパターンが大好きだったというわけです。
デイブ・ウェックルといえば、超絶的なテクニックで有名なドラマーなのですが、自分はデイブ・ウェックルの手数やドラムソロはあまり聴いていませんでした。
デイブ・ウェックルのドラムで好きだったのは、サウンドでした。
「カラッとした」というべきか、「サクッとした」というべきか。
明るくて素直な音色で、軽やかなドラムサウンドに当時の自分は魅了されていました。
ただ、演奏的には超絶ドラマーですので、とてもではないですが真似することもできず、上記の3曲ばかりを聴いて楽しんでいました。
と、ソンゴパターンの曲ばかり聴いていましたが、卒業後何年かを経て「スタンダーズ・アンド・モア」を作業中に聴いていたところ、他の曲もいいということに気が付きました。
学生の頃はアップテンポの曲が好きで気が付かなかったのですが、ゆっくりとしたテンポの曲もカッコイイ!!
「スタンダーズ・アンド・モア」は全体的にリラックスした気分で聴くことができるので、車の運転中に聴くのもいいなと思いました。
(実際に運転中によく聴いていた時期もあります)
余談になりますが、「スタンダーズ・アンド・モア」には『マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ』という曲が収録されています。
「ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブス」というアルバム(チック・コリアの1968年録音の作品。ベースはミロスラフ・ヴィトゥス、ドラムはロイ・ヘインズ)にも収録されていますが、チック・コリアの演奏する『マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ』は大好きです。