「けん玉」と「TEFCAS(テフカス)」と「とにかく試しにやってみる」について書いてみた
先日けん玉を購入しました。
けん玉は初めて挑戦するものですのでうまくできません。
やってみる→上手くできない→考える→やってみる→少し上手くできそうになる→考える→やってみる→→→上手くできる!!
こういうことを繰り返していると、マインドマップをやっていたころに学んだ『TEFCAS(テフカス)』を思い出しました。
【TEFCAS(テフカス)とは?】
『マインドマップ』の生みの親であるトニー・ブザン氏が考案した学習サイクルです。
以下の6つの単語から構成されています。
①Trial(試しにやってみる)
②Event(何かが起こる)
③Feedback(起こったことからフィードバックを受ける)
④Check(フィードバックをチェックする)
⑤Adjust(調整を行う)
⑥Success(成功する)
このサイクルで特徴的なのは、まず⑥のSuccess(成功する)からスタートすることにあります。
まず成功した姿(⑥Success)
を思い浮かべることから始まります。
そして、成功した姿を思い浮かべることができたら、とにかく試しにやってみること(①Trial)に続きます。
何でもいいのでやってしまえば、ポジティブであれネガティヴであれ何かが起こります(②Event)。
何かが起こってしまえば、そこからフィードバックを受け(③Feedback)、フィードバックをチェックし(④Check)、調整を行い(⑤Adjust)、再びやってみる(①Trial)ことにつながります。
【けん玉を練習しているとTEFCAS(テフカス)を思い出した】
けん玉は初めての挑戦ということもあり、なかなかうまくできません。
例えば、皿に玉を載せる練習をする場合、最初は全くできません。
上手くできないので、どうして上手くできないのか、できる為にはどの動きを変えなければいけないかを考えます。
けん玉を振っては考え、振っては考え、を繰り返します。
そうしている内に、TEFCAS(テフカス)サイクルの①Trialから⑤Adjustをやっているんだな、と考えるようになりました。
【とにかく試しにやってみる】
けん玉はとにかくけん玉を振ってみないことには先に進みません。
けん玉を振ってみれば、上手くいくにしろいかないにしろ、直ちに何かが起こります(②Event)。
何かを起こすことができれば、たとえそれが上手くいかなかった場合でも、そこからフィードバックを受け、チェックした上で調整して、再度やってみることができます。
(③Feedback、④Check、⑤Adjust、①Trial)
けん玉に限らず、何かで上達をしたいと思うのであれば、とにかく一度やってみるのがいいと思います。
やってみればきっと何かが起こります。
それがポジティブな結果であれネガティヴな結果であれ、それを基に次の行動へつなげればいいと思います。
そんなことをけん玉をやりながら考えていました。