ついつい熱中してしまう二つの要素について考えてみた
けん玉で遊んでいると、熱中してしまう要素は二つあるのではないかと考えるようになりました。
・上達を感じることができる
・頑張ればできるのではないかと思える
今日はこのことについて、自分が感じたことを書きたいと思います。
少し前にけん玉を始めて、毎日少しずつ手に取るようにしています。
ここ二週間くらい「ヨーロッパ一周」という技の練習を中心に遊んでいます。
「ヨーロッパ一周」とは、小皿→けん先→大皿→けん先→中皿→けん先の順番で玉を移動させる技です。
これが難しくて、取り組み始めて二週間以上が経過していますが、なかなか通しで成功することができません。
二週間も上手くいかないのなら、嫌になってもおかしくないような気がしますが、上手くできなくても楽しくて、「もう一回」と何度も繰り返しています。
ここで、何で「もう一回」と繰り返してしまうのかを考えてみました。
【昨日の失敗と今日の失敗は違う】
通しで成功することができず、技の途中で失敗しているのですが、その失敗の内容が少しずつ変わってきています。
最初の頃は手首の返しもぎこちない、玉を飛ばす方向もよくわからない、という状況でした。
それが回数を重ねていくうちに、ぎこちなさは少しずつ慣れた動きに変わっていき、玉を飛ばす方向もなんとなくですがいい方向に飛ぶようになってきました。
そういうことが少しずつでも自分で感じることができると、上手くできなくても昨日よりは上達していることが実感でき、楽しくなっていきます。
【いいところまでいっている実感がある】
「ヨーロッパ一周」の練習を始めたころは、けん先から大皿へ移動させることもできなかったのが、今では中皿までは移動できたのに最後の中皿からけん先への移動で失敗するようなことも起こっています。
ここまでできると、「もう一回やればできるかも」とつい思ってしまい、「もう一回」が何度も続くようなことになってしまいます。
そういうわけで、練習開始から既に二週間が経過している「ヨーロッパ一周」を毎日のように楽しく挑戦しています。
今回はけん玉で遊んでいたら自然と熱中してしまう状況になっていましたが、何かに取り組む時には今回のことを意識するのがいいのでは、と思いました。
・上達を感じることができる
・頑張ればできるのではないかと思える
例えば上達を感じようと思えば、区切り毎に小テストをしてみるとか、人前で披露してみるとか、楽器演奏であればセッションに参加するのもいいかもしれません。
また、目標設定の際に達成不可能な大きな目標をたてるのでなく、頑張ればできるのではと思えるような目標をたてるのがいいと思います。
そして二つをあわせて、目標設定をこまめにし、小さな目標のたびに上達を感じることができるようなことをするのがいいと思います。
例えば、楽器演奏であれば、このフレーズができるようになったらセッションに参加してみる、みたいな感じがいいのではと思います。
【まとめ】
何かに熱中したければ、次の二つのことを意識するのがいいと思う。
・上達を感じることができる
・頑張ればできるのではないかと思える