現代美術はなんだか楽しそうでワクワクしてきた、という話
現代美術のことを考えると、楽しすぎてワクワクが止まりません!!
こんなことを書いておきながら結構最近まで現代美術には興味がありませんでした。
現代美術に興味を持つきっかけになったのが、成毛眞さんの著書『AI時代の人生戦略』に書かれていた一節です。
(『AI時代の人生戦略』より引用)
現代アートには「インスタレーション」(空間芸術)という表現方法がある。1970年代からはじまったインスタレーションでは、空間そのものを作品にする。
古典芸術に比べるとインスタレーションは、現代人の心のより深いところにある潜在意識を刺激すると私は思っている。だから、自分の潜在意識にある革新的なアイデアを表面化することに役立つ。
(引用終わり)
本書を読むまでは現代美術をどのように楽しめばよいかがわからず、全く興味がわきませんでした。
本書を読んで無理に理解しようとする必要はなく、潜在意識を刺激すべくアートに身を任せてしまえばよいのか、と思い現代美術に興味を持つようになりました。
ただし、この段階では興味が芽生えたというだけで、美術館に足を運ぶ等のアクションはありませんでした。
実際に現代美術に触れることになったのは本当に偶然でした。
あまり計画をせず高松に行きましたが、思っていたよりも時間が取れたので、「男木島(おぎじま)」に行くことにしました。
この時は男木島がアートの島だということは知りませんでした。
フェリーの待ち時間に男木島のことをスマホで調べてみると、アート巡りができる島だということが書いており、この時にアートの島だということを知りました。
男木島に着いて島内を歩いてアートに触れましたが、これが本当に素晴らしかった!!
島内の古民家を利用してアートが展示されていたのですが、初めて接するアートに夢中になりました!!
古民家に展示されたアートは、古民家という空間を利用して配置されており、動くものや音を出すものもありました。
帰りのフェリーで、現代アートは平面だけでなく立体的に配置することや音を出すこと、古民家のような場所をベースとして活用することで、人間の感覚の複数の部分を刺激するのだな、と大きな刺激を受けたことを感じていました。
そういう状態で尾道トークイベント『建築✖️アート✖️映画 尾道女子トーク』に参加してきました。
このイベントへは尾道空き家プロジェクトの豊田雅子さんが出られるということで参加しましたので、現代アートの話を伺えるとは思っていませんでした。
アート・マネージャーである大橋実咲さんのお話やスライドに終始ワクワクしていました。
世の中には自分が知らないだけで、まだまだ楽しそうなことがいっぱいあるのだなと思いました。
「行動することが大事」とよく言われますが、正にその通りだと思います。
自分の感覚だと、行動を起こすと自分が期待していたこととは異なることに出会えるように思います。
このようなことが起こるたびに行動することの大切さを考えます。
とりあえず、「現代アート、はじめます。-草間彌生から さわひらきまで」展が尾道市立美術館 で10月22日までやっているようなので行きたいと思います。
▼成毛眞さんの『AI時代の人生戦略』について書いています
http://inspirex.hatenadiary.jp/entry/2017/03/12/183828
▼尾道トークイベント『建築✖️アート✖️映画 尾道女子トーク』のイベントレポートを書いています
http://inspirex.hatenadiary.jp/entry/2017/09/25/003731