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~に刺激[触発]される / 【働き方】【在り方】【音楽】【読書】【散歩】がテーマのブログです

久しぶりに人前でドラムを演奏して思ったこと

趣味でドラムを叩いています。

最近はほとんど人前で演奏することはありませんが、先日久しぶりに人前で演奏する機会がありました。

その際に感じたこと、考えたことを書いてみます。



演奏している状態で演奏している曲を「速い」とか「遅い」と思っていると上手くいかないと思います。

自分の状態を曲のテンポと一致させて、自分が自然な状態で演奏する状況が曲のテンポになるようにするといいように思います。



その日の演奏はよく知っている曲だったのですが、指定されたテンポが想定していたテンポよりもはるかに遅くてビックリしました。

その状態でリハーサルに入ったのですが、うまくいきませんでした。

自分が指定されているテンポよりも速い状態になってしまっているので、遅いテンポに合わせようとして上手くいきませんでした。

合わせようとしているので、どこか演奏に不自然さがでてしまうのです。

また、気をつけていないとすぐにテンポが速くなってしまいます。


リハーサルでは2回通しで演奏する時間があったので、深呼吸をして自分の状態を指定されたテンポに近づけるようにして2回目の演奏をはじめました。

そうすると演奏中にテンポに合わせようとすることが少なくなり、不自然さは少なくなったように思います。

また、テンポに合わせようとしていないので気がつくとテンポが速くなっているようなことも少なかったように思います。


そういったことがあった後でいろいろ考えてみると、演奏している状態で演奏している曲を「速い」とか「遅い」とか思っているのは、そのテンポに自分の状態が合っていないからなのではないかと思いました。


曲のテンポと違う状態で演奏をはじめて、演奏をしながら曲のテンポにあわせるのではなく、まず曲のテンポに自分の状態を持っていってその状態の自分が自然に演奏するテンポが曲のテンポ、というのがいいのではないかと思うようになりました。


このこと以外にも何点が感じたことがあるのですが、改めて上達するには人前で演奏するのが一番の練習になるな、と思いました。

こういった気付きは一人で練習している時には全く起こらないのに、短時間でも人前で演奏することでたくさんの気付きを得ることができました。


ドラムは個人的に楽しめればいいかなという感じに思っているのですが、たまには人前で演奏するのもいいのかもしれないな、と思いました。


なお本番は、久しぶりの人前での演奏ということもあり緊張していろいろ課題の残る演奏となりましたが、人前での演奏は緊張しつつもいい刺激になりました。