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~に刺激[触発]される / 【働き方】【在り方】【音楽】【読書】【散歩】がテーマのブログです

秋元康さんと森岡毅さんの対談から感じた『実績を積み重ねることの大切さ』について

先日のお休みの際に部屋の掃除をしていました。

一年程前に購入して読んでいなかった雑誌があったのですが、処分しようと思いページをめくっているとおもしろそうな対談があったので目を通しました。

対談に一通り目を通しましたが、示唆に富んだやりとりがありましたので、ブログに書いておこうと思いました。


【出典】ヒットを生む企画・発想術 作詞家 秋元康 ✖️ 元ユー・エス・ジェイCMO 森岡
日経トレンディ 2017年7月号)

【引用】
秋元 僕は40年以上この仕事をしているのですが、そのうち30年間くらいは思うように企画が通りませんでした。(中略)ですから人を納得させるのは非常に難しく、30年かけて少しずつ、少しずつ実績を積み重ね、「あいつの言うことに乗ったほうがいい」と思われるようになってきたことがベースにあります。

森岡 (前略)とはいえ、最初から約450億円も投じた「ハリー・ポッター」の施設を造れたわけではありません。小さなイベントから一つ一つ成功させて、我々が示す「数字」に対する信頼感を蓄積し、ようやくたどり着きました。


【思ったこと】

自分のまわりを見渡してみても、仕事を任せられている人や信頼されている人は、小さな仕事を一つ一つ積み重ねることで信頼を蓄積しているように思います。

秋元康さんや森岡毅さんのような大きな仕事をされているような人が、少しずつ実績を積み重ね、というような発言されていることは重く受け止めるべきだと思います。

大きな仕事や華やかな仕事に目を奪われ、目の前の仕事が意味のないようなものに思えてしまうことが時々あります。

しかし、自分がやりやすく仕事ができるは、目の前の仕事をやっていくことによってまわりの人から信頼を得たからだと思います。

時々そういったことを見失いそうになることがあるのですが、この対談はそういう自分にとっては重く受け止めるべき内容だなと思いました。