自分の求めているものが見つかるところとは
少し前にけん玉を始めたことを書きましたが、それ以来少しずつですが毎日のようにけん玉で遊んでいます。
http://inspirex.hatenadiary.jp/entry/2017/07/25/232332
毎日のように遊んでいてもなかなか上達できるというわけではないのですが、時々技がきまったりすると大喜びしています。
ほんの一ヶ月前にはまさか自分がけん玉を毎日のように手にとるようになるとは思いませんでした。
「これやりたい!」と強く思って始めたことでも、いつの間にかやらなくなっていたことは多いです。
その一方、軽い気持ちで始めたことが意外と楽しくなったりするのはおもしろいことです。
自分が意識できる範囲のところに自分の求めているものがあることは少なくて、自分の求めているものは自分が思いもよらなかったところにあるのではないかと、時々ぼんやりと考えることがあります。
そうだからこそ、自分がやりたいと意識にあがってくるようなことは、早急にやってしまう必要があると思っています。
やりたいと思っていたことが想像通り楽しければそれでいいですし、期待外れであまり楽しくないような場合も「つまらないことを確認する」ことができます。
「つまらないことを確認する」ことができた自分はそれ以前の自分とは違う自分だと思いますし、そうやって先に進んだ自分がその先にある自分が求めているものを見つけるのだと思います。
きっと自分が求めているものは、自分がやりたいと思っていることをやっていくうちに、それとは別の思いもよらないところで出会うのではないのかと思います。
けん玉について、これからも続けていくのか、もっと楽しいことに出会っていつの間にかやめてしまうのかはわかりませんが、あまり難しく考えず楽しいと思えることをやっていきたいな、と思います。
「自分の好きなことがわからないのであれば、好きな人がやっていることや勧めていることをやってみるのがいいのでは」と思う
『guesthouse press』西村編集長と松鳥むうさんのトークイベントに行ってきました。
イベント前日まで悩んで結局行くことにしたのですが、これが想像以上に楽しくて、行ってよかったと思えるイベントになりました。
このイベントは、はてなブロガーのA1理論さんのブログ・ツイッターで知り参加しました。
▼A1理論さんのブログ、東京でのトークイベントの様子が書かれている記事です
http://okite.hatenadiary.jp/entry/muutalkevent
イベントのことを思い出しながらあれこれ考えていると、このようなことを思うようになりました。
「自分の好きなことがわからないのであれば、好きな人がやっていることや勧めていることをやってみるのがいいのでは」
自分のことになるのですが、趣味と言えるようなことはいくつかあるのですが、「好き」とはっきり言えるかというと少し微妙なところがありました。
A1理論さんのブログが好きで読んでいるのですが、A1理論さんはゲストハウスで楽しそうにしている記事をよく書かれています。
自分も試しにと思い、ゲストハウスのカフェに行ってみましたが、自分が考えたことのないような生き方をしている人の話しを聞くことができ、楽しい時間を過ごすことができました。
そして、A1理論さんがお勧めしていた『guesthouse press』西村編集長と松鳥むうさんのトークイベントに行きましたが、このイベントでも登壇者や参加者との交流を通して楽しい時間を過ごすことができました。
元々あまり旅には興味がなく、ゲストハウスは名前すら知らない存在でしたが、A1理論さんのブログを読むうちに興味を持つようになりました。
そんな自分がゲストハウスのカフェに行ったり、お勧めのイベントに行ったりすると、よくわからないことのはずなのに楽しい時間を過ごすことができました。
そんなことを考えていると、「自分の好きなことがわからないのであれば、好きな人がやっていることや勧めていることをやってみるのがいいのでは」という考えが浮かびました。
A1理論さんの言葉の引用になりますが、
「何だかよくわからないけど、楽しい!!」
と感じたならば、あまり考えずに飛び込んでしまうのがいいのでは、と思うようになっています。
『guesthouse press』西村編集長と松鳥むうさんのトークイベントに行ってきました!!
『guesthouse press』西村編集長と松鳥むうさんのトークイベント、「日本のゲストハウスをてくてくめぐる in OSAKA」に参加してきました!!
トークイベント中に書いたメモを中心に、印象に残った部分を書きます。
(マッサージの仕事をしていたことのある西村編集長)
マッサージと旅は「整える」という点で似ていると思う
マッサージは一人に対してがっつりと向き合うものであるが、「整える」ということを広く伝えたいと考えるようになった
(西村編集長)
ゲストハウスハウスは日本の旅の新しいかたち
施設ではなく人
宿をやっている人がおもしろい
宿を始めた理由がみな違う、かつおもしろい
おもしろい人と話しをすると自分の価値観の小ささに気がつく
そんな人とみんな話しをすればいいのに、と思った
(西村編集長)
まずは体験
印象に残ったら取材
取材のための旅が嫌い
嘘をつかない
ゲストハウスプレス編集部を兼ねた新しいオープンスペース Wanderers! (ワンダラーズ)
Wanderers! (ワンダラーズ)という名前に込めた想い
Wanderer:旅人 さすらいの旅人 放浪者
旅人のインスタグラムに使われいるのを見た西村編集長が「これだ!」と思った
ゲストハウスハウスは予想外が起きやすい
新しいライフスタイルのモデル
好み、性格によって合う合わないがあるので相手のことをよくわかっていないとオススメは難しい
行けばなんとかなるということが、「行ったらわかる」
旅を通して人としゃべりましょう
都市型の宿 地方型の宿 番外?島宿
飲み屋やカフェの好みとゲストハウスの好みは近いのでは
自分のコンディション、状況によって選ぶ場所がかわる
ホームページで宿主の名前があるところが好き
どういった理由ではじめたかの記載がある方が好き
気に入ったゲストハウスにチラシをおいてあるゲストハウスに行くと、だいたいそこも居心地がいい
スライドトーク・トークセッション・交流フリートークとあったのですが、スライドトークやトークセッションも登壇者対参加者、といった感じがありませんでした。
例えるなら先輩達が話しているのを囲んで仲間と一緒に聴いているような、距離感の小さいトークイベントでした。
また交流フリートークでは、旅経験やゲストハウス経験が豊富方や、ゲストハウスのヘルパーをされている方と話しをすることができました。
今まで旅とは縁が少なかった自分にとってはどの話しも印象的でした。
西村編集長がおっしゃる通り、おもしろい人と話しをすると自分の価値観の小ささに気がつきます。
今回のトークイベントには、はてなブロガーのA1理論さんのブログ・ツイッターで知り参加しました。
▼A1理論さんのブログ、東京でのトークイベントの様子が書かれている記事です
http://okite.hatenadiary.jp/entry/muutalkevent
トークイベント中にA1理論さんの話しになったり、参加者の方の中にもA1理論さんをご存知の方が何人かおられました。
旅に興味がなかった自分でもA1理論さんのブログを読んでいる内にゲストハウスのトークイベントに参加するくらいになるのだから、A1理論さんのゲストハウス文化の発信する力はスゴイものだなと改めて感じました。
まさに「ゲストハウス文化の伝道師」です。
トークイベントへの参加は前日まで悩んでいたのですが、本当に参加してよかったと思える時間になりました。
A1理論さんの言葉の引用になりますが、
「何だかよくわからないけど、楽しい!!」
には、飛び込んでみるのがいいようです。
最後になりましたが、西村編集長、松鳥むうさん、参加者の皆さま、楽しい時間をありがとうございました!!
「遊び」は上達が遅いほうが長く楽しめる、という考え方(inspired by 「大人はもっと遊びなさい」)
一週間程前にけん玉を購入して、毎日少しずつ時間を作って遊んでいます。
けん玉に挑戦するのは初めてということもあり、なかなか上手くできません。
ここで今までの自分であれば嫌になっていたかもしれませんが、今はこのように考えているので上手くできないことがあまり苦にならなくなりました。
「大人はもっと遊びなさい」成毛眞 著より
・趣味は上達、成長、蓄積を楽しむものであるから、あまり急速に上手くなる必要はない。
・上手くならねばならないと思ってしまうと、とたんにつまらない苦行と化すので、そういった考えも捨てたほうがいい。
▼以前ブログに書きました
http://inspirex.hatenadiary.jp/entry/2016/12/30/104111
「上手くならねばならない」と考えるのをやめると、技が最後までできなくても「この部分は前よりできるようになった」というような、小さな上達に目が向くようになりました。
また、上達したような部分がない場合でも、そもそもけん玉を振ること自体が楽しく、「もう一回」を繰り返しているような気がします。
「大人はもっと遊びなさい」にも書かれていますが、そもそも上達が遅いほうが長く楽しめるからいいんだ、とすら考えるようになっています。
なぜなら、遊びでならば上達が遅くても誰にも迷惑がかからないし、そもそも遅いほうが長く楽しめるからだ。すぐにある程度のところまで成長してしまうと、そこから先は、なかなか成長できないことに悶々としかねない。だからゆるゆると、ときにはサボりながら、少しずつ上手くなったり、できることを増やしたりしていくのがいいのである。
(「大人はもっと遊びなさい」より引用)
このようなかんじで、最近出会った「けん玉」という遊びをゆるく楽しんでいます。
「けん玉」と「TEFCAS(テフカス)」と「とにかく試しにやってみる」について書いてみた
先日けん玉を購入しました。
けん玉は初めて挑戦するものですのでうまくできません。
やってみる→上手くできない→考える→やってみる→少し上手くできそうになる→考える→やってみる→→→上手くできる!!
こういうことを繰り返していると、マインドマップをやっていたころに学んだ『TEFCAS(テフカス)』を思い出しました。
【TEFCAS(テフカス)とは?】
『マインドマップ』の生みの親であるトニー・ブザン氏が考案した学習サイクルです。
以下の6つの単語から構成されています。
①Trial(試しにやってみる)
②Event(何かが起こる)
③Feedback(起こったことからフィードバックを受ける)
④Check(フィードバックをチェックする)
⑤Adjust(調整を行う)
⑥Success(成功する)
このサイクルで特徴的なのは、まず⑥のSuccess(成功する)からスタートすることにあります。
まず成功した姿(⑥Success)
を思い浮かべることから始まります。
そして、成功した姿を思い浮かべることができたら、とにかく試しにやってみること(①Trial)に続きます。
何でもいいのでやってしまえば、ポジティブであれネガティヴであれ何かが起こります(②Event)。
何かが起こってしまえば、そこからフィードバックを受け(③Feedback)、フィードバックをチェックし(④Check)、調整を行い(⑤Adjust)、再びやってみる(①Trial)ことにつながります。
【けん玉を練習しているとTEFCAS(テフカス)を思い出した】
けん玉は初めての挑戦ということもあり、なかなかうまくできません。
例えば、皿に玉を載せる練習をする場合、最初は全くできません。
上手くできないので、どうして上手くできないのか、できる為にはどの動きを変えなければいけないかを考えます。
けん玉を振っては考え、振っては考え、を繰り返します。
そうしている内に、TEFCAS(テフカス)サイクルの①Trialから⑤Adjustをやっているんだな、と考えるようになりました。
【とにかく試しにやってみる】
けん玉はとにかくけん玉を振ってみないことには先に進みません。
けん玉を振ってみれば、上手くいくにしろいかないにしろ、直ちに何かが起こります(②Event)。
何かを起こすことができれば、たとえそれが上手くいかなかった場合でも、そこからフィードバックを受け、チェックした上で調整して、再度やってみることができます。
(③Feedback、④Check、⑤Adjust、①Trial)
けん玉に限らず、何かで上達をしたいと思うのであれば、とにかく一度やってみるのがいいと思います。
やってみればきっと何かが起こります。
それがポジティブな結果であれネガティヴな結果であれ、それを基に次の行動へつなげればいいと思います。
そんなことをけん玉をやりながら考えていました。
チック・コリア・アコースティック・バンドについて書いてみる
チック・コリア・アコースティック・バンド
チック・コリア(ピアノ)
ジョン・パティトゥッチ(ベース)
デイブ・ウェックル(ドラム)
「スタンダーズ・アンド・モア」1989年録音
「ラウンド・ミッドナイト」1989年録音(ライブ録音)
ドラムのデイブ・ウェックルが好きで、大学生の頃によく聴いていました。
『オン・グリーン・ドルフィン・ストリート』(「ラウンド・ミッドナイト」収録)
『モーニング・スプライト』(「ラウンド・ミッドナイト」収録)
『モーニング・スプライト』(「スタンダーズ・アンド・モア」収録)
大学生の頃はこの3曲ばかり聴いていました。
・・・つまり、デイブ・ウェックルのソンゴパターンが大好きだったというわけです。
デイブ・ウェックルといえば、超絶的なテクニックで有名なドラマーなのですが、自分はデイブ・ウェックルの手数やドラムソロはあまり聴いていませんでした。
デイブ・ウェックルのドラムで好きだったのは、サウンドでした。
「カラッとした」というべきか、「サクッとした」というべきか。
明るくて素直な音色で、軽やかなドラムサウンドに当時の自分は魅了されていました。
ただ、演奏的には超絶ドラマーですので、とてもではないですが真似することもできず、上記の3曲ばかりを聴いて楽しんでいました。
と、ソンゴパターンの曲ばかり聴いていましたが、卒業後何年かを経て「スタンダーズ・アンド・モア」を作業中に聴いていたところ、他の曲もいいということに気が付きました。
学生の頃はアップテンポの曲が好きで気が付かなかったのですが、ゆっくりとしたテンポの曲もカッコイイ!!
「スタンダーズ・アンド・モア」は全体的にリラックスした気分で聴くことができるので、車の運転中に聴くのもいいなと思いました。
(実際に運転中によく聴いていた時期もあります)
余談になりますが、「スタンダーズ・アンド・モア」には『マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ』という曲が収録されています。
「ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブス」というアルバム(チック・コリアの1968年録音の作品。ベースはミロスラフ・ヴィトゥス、ドラムはロイ・ヘインズ)にも収録されていますが、チック・コリアの演奏する『マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ』は大好きです。
今週のお題「私の『夏うた』」
インスト曲なので『夏うた』ではなく『夏曲』かもしれません。
夏になると聴きたくなるのはT-スクェアの「夜明けのビーナス」という曲です。
1994年録音の「夏の惑星」というアルバムに収録されています。
T-スクェアといえば「TRUTH」という曲がF1グランプリのテーマで使用されていたので、名前は知らなくても曲を耳にしたことがある人は多いと思います。
T-スクェアはメンバーチェンジを何回かしていますが、本作品は以下のメンバーで録音されています。
・安藤まさひろ:ギター
・和泉宏隆:ピアノ、キーボード
・則竹裕之:ドラム、パーカッション
・須藤満:ベース
・本田雅人:サックス、EWI
T-スクェアにはボーカルがおらず、インスト曲を演奏しています。
「夜明けのビーナス」ではEWIというウインドシンセサイザーがメロディーを演奏しています。
(ウインドシンセサイザーとは管楽器の奏法でシンセサイザーをコントロールできる電子楽器です)
アルバムタイトルが「夏の惑星」ということもあり、収録曲は夏のイメージが強い曲が多いです。
「夜明けのビーナス」は夏の晴れた日に車を運転する時に聴きたくなります。
さわやかで前向きなメロディーが晴れた日の開放的な気分によく合います。
「夜明けのビーナス」に限らず、T-スクェアの楽曲は前向きな気持ちになれる曲が多くて好きです。
以上、今週のお題「私の『夏うた』」でした。