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【読書メモ】『天才たちの値段 美術探偵・神永美有』あらすじ

【注意】作品のあらすじを書いています。


【インデックス】

◾️タイトル:天才たちの値段 美術探偵・神永美有

◾️出版社:文藝春秋(文春文庫)

◾️著書:門井慶喜

◾️読了:2018年8月12日


【あらすじ】

美術コンサルタント神永美有と大学講師佐々木昭友が美術品の謎に挑んでいく、美術品を主題としたミステリー小説。

神永美有シリーズの一作目。

表題作を含む五篇を収めた連作集。

以下、各話のあらすじとなります。


「天才たちの値段」

〈主な登場人物〉
美術コンサルタント 神永美有
大学講師 佐々木昭友
ガレリア横沢(画廊) 社長 横沢忠郎
国立美術館の元学芸員 清水純太郎

〈題材〉
「秋」と名付けられた一枚の絵
ボッティチェリの作品として紹介される)


「紙の上の島

〈主な登場人物〉
美術コンサルタント 神永美有
大学講師 佐々木昭友
イヴォンヌこと高野さくら(佐々木の教え子)
高野かえで(イヴォンヌの双子の姉)

〈題材〉
高野姉妹の曾祖父が「日本通信」の著書であるモラエスからゆずり受けたもので、島がふたつ書かれている地図。


「早朝ねはん」

〈主な登場人物〉
美術コンサルタント 神永美有
大学講師 佐々木昭友
古美術商 宇津木
寛福寺の住職の娘 安納能里子
石峯寺の副住職 左門

〈題材〉
石峯寺の改修の過程で発見され古美術商に持ち込まれた、江戸時代に描かれたとされる涅槃図。


「論点はフェルメール

〈主な登場人物〉
美術コンサルタント 神永美有
大学講師 佐々木昭友
長原崇
長原耕三郎(長原崇の父 衆議院議員
中谷完司(佐々木の大学時代からの友人)

〈題材〉
フェルメール「天秤を持つ女」の模写


「遺言の色」

〈主な登場人物〉
美術コンサルタント 神永美有
大学講師 佐々木昭友
佐々木和子(佐々木の伯母)
国立美術館の元学芸員 清水純太郎

〈題材〉
「チューリップ文入り笹舟形浅鉢」と仮に名付けられた作品
「薔薇文小壺」エミール・ガレ
「渇きを癒すローマ人の水瓶」ルネ・ラリック


▼神永美有シリーズの二作目「天才までの距離」について書いた記事です

http://inspirex.hatenadiary.jp/entry/2018/05/24/222134