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~に刺激[触発]される / 【働き方】【在り方】【音楽】【読書】【散歩】がテーマのブログです

アラームを多用する自分が考える記憶の話

【記憶】忘れてしまうことはないが、必要なタイミングで取り出すことは難しい


携帯電話のアラーム機能が好きです。

なんでもアラームをセットします。

来客の予定が入ったらセット、会議の予定が入ったらセット、毎日の報告の時間にセット。

アラームのセットはその場でします。

そして、アラームをセットしてしまうと予定のことは忘れてしまいます。

予定を「覚えておく」といったことが嫌なので、アラームをその場でセットして予定のことは忘れるようにします。

何かを覚えておこうとすると、考える事に使える部分が少なくなるようなので、メモを書いたりアラームをセットすることで、なるべく考える事に集中できるようにしています。

また頭で覚えておこうとしても、他のことをしていると忘れてしまうことが多いので、アラームのセットはできる限り速やかにしてしまうようにしています。


冒頭の「【記憶】忘れてしまうことはないが、必要なタイミングで取り出すことは難しい」は、ヒューマンエラー対策の本を読んで知りました。

買い物に行って、お店から出て帰っている時に買わないといけなかった物を思い出すようなことはよくあると思います。

アラームの活用もヒューマンエラー対策の本に書かれていたことだと思いますが、それ以来アラームも活用するようにしています。


アラームを使うようになって、予定を思い出せずに遅れてしまうようなことはほとんどなくなりました。
(予定を思い出せないような時はだいたいアラームをセットしていない時です)


もともと自分は忘れっぽい人間です。

忘れっぽい人間なのですが、こういった記憶の性質を知ることで自分の忘れっぽい性質をカバーする為の仕組みを考えることができました。


アラームをセットするような簡単なことで、忘れっぽい性質をカバーすることができるようになり、本当に助かっています。


そんなわけで、アラームへの感謝の気持ちを込めて書いた話しでした。



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『ポートランド』『ポートランド・メイカーズ』の著者である山崎満広さんの講演会、「全米で一番住みたい街・ポートランドは、なぜクリエイティブなのか」に行ってきました!!

ポートランド』『ポートランド・メイカーズ』の著者である山崎満広さんの講演会、「全米で一番住みたい街・ポートランドは、なぜクリエイティブなのか」に参加してきました!!

講演会中に書いたメモを中心に、印象に残った部分を書きます。


ポートランドアメリカ合衆国オレゴン州の都市で人口は62万
日本では、愛媛県松山市や鹿児島県鹿児島市くらいのイメージ

丘陵地にあるコンパクトな街で、アメリカ中から人が集まる

企業ではナイキの本社、アディダスのアメリカ本社、インテルの研究所などがある
日本企業も多くでている

また、起業がさかんでもあり、起業家のネットワーク、コミュニティが密である

ビールがさかんでもある


1970年代はアメリカでもっとも空気が悪い、もっとも川がきたない街で、ダウンタウンは閑散としていた

今ではアメリカで最も環境に優しい街になった

ポートランドは40年前から取り組んできた

できてから時間が経っていない高速道路をはがして公園にした

街の中心にあり、10層にする計画のあった2層の駐車場をつぶしてプラザ(都市にある公共の広場)にした

プラザのブロックは寄付でつのり、ブロックに寄付した人の名前をいれた

パール地区
再開発に20年をかけた

エコノミー(賑わい、便利)✖️エコロジー(居心地)
注)✖️は「かける」です

自動車のためのデザインから人のためのデザインへ

車の乗り入れを減らし、人の回遊をふやす

公共交通でコミュニティをつなぐ

20分コミュニティ

20分圏内でなんでもそろう

公共交通でつなぐ

建物一階の40パーセントはガラス張り
隣接ゾーン/歩道ゾーン/ヴァーニッシュゾーン
劇場空間
ある人にとっての他の人は劇場の俳優で、その人も周りの人にとっては劇場の俳優になる。
建物の中の人と外の人がお互いがお互いを見れる

徒歩で50秒ごとに景色がかわる

地産地消の食べ物
シェフが恩恵を受けている
生産者と話をして、その日の一番よいものを仕入れることがらできる
地元でつくられたものが好きな人が多い

公園を区画にわける
子供が集まる区画/静かに過ごす区画/イベントや犬と遊ぶ区画
どんな人にとっても居場所があるようにデザインする

所得層、人種層が厚い
家賃は高騰しているが、高所得者層ばかりにならないようにしている

ガレージドア
外から中がみえる、中から外がみえる
ガレージドアは高いが、街の景観をよくするということで助成金あり

建物には威圧感を少なくする工夫がされている

維持費は会社のオーナーさんがだす
そのようなことを経過段階からおりこむようにする

官民の協働
官は小さい街だから金がない、民は景観に金をかけたくないと立場の違いがある
対話が大事、目標が大事
一緒に目標を達成する

コミュニティワークショップ
官民のパートナーシップを早期に築く
官が民に方針を伝えるのではなく、第三者が入ってマスタープランの段階からワークショップをはじめる
ワークショップは20回以上にのぼる

ネイバーフッドアソシエーション
入りたい人が年会費を払って入る組織

コミュニティが必要としているものを一番最初に取り入れ、具現化する

はじめのディスカッションは長くなり、工期は長くなる
しかしリスクは下がる
投資回収のスピードかはやい

人口、車が増えてCO2排出量は減る

24歳から35歳の移住者が多い
若い人が集まる
33パーセントが大学卒


(休憩をはさみ、著書『ポートランド・メイカーズ』の話しにうつる)

(オフィスデザイン)交流拠点をつくる

人生で最もクリエイティブな仕事ができるところへ行け!

その人らしさを知ろうと思うとその人のバックグラウンドを知ることが必要、だからその人の家族のインタビューを大切にする

未経験なことをして自分を追い込む
ハワイでサメと泳いだり、山へ登ったり、シンガポールでマラソンをしたり

ビザなしで渡米
弁当屋やケータリングからスタート
12人くらいしか座れない店からスタート
こだわりがすごく、農家を探して土から水から全部調べて農家から直接仕入れをする
仕入れで一年を要する)
くまけんごさんにレストランのデザインを依頼する

ビジネスモデルは自分がどんな人間で、何を目標にしているかを反映していないといけない

コーヒー豆の生産者の労働環境をかえる
秘密がない、なんでも教えてくれる


(質疑応答より)

ポートランドは大きくすることができたけど大きくしなかった

ポートランドは市民が住んで楽しい街を、市民が参加して作った


(まとめ・感想)

通路と建物とを切り離さず、通路に開かれた建物を意識していることが面白かった。

車の乗り入れを減らし、人の回遊をふやすことを意識した都市計画が印象に残った。
生活圏である拠点と、拠点間を公共交通でつなぐなどの都市計画が面白かった。

「官民のパートナーシップ」がかけ声だけになっていないところがすごい。
都市計画の最初の段階から、コミュニティが必要としているものを一番最初に取り入れるために、住民とコミュニティワークショップでディスカッションを行い、かつワークショップは20回以上にのぼるということに絶句した。


講演会参加前はポートランドのことはほとんど知らない状態で、徒歩20分圏内に生活に必要なものが揃う街があるということに興味を持ち参加しました。

講演会で語られることのほとんどが未知の領域の話しで、まだまだ消化できていないことが多い状況ですが、いろいろなことを考える際に新しい視点を得ることができたと思います。

講演会の4日前に知り、急遽参加を決めましたが、参加してよかったなと思える講演会でした。



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しっかり眠れた日の翌日は、音楽を聴いたり楽器の練習をしたいと思った話

就寝時にはエアコンをつけない生活をしていますが、夜中に目が覚めてしまうことが多く、睡眠不足が悩みになっていました。

そこで、昨日はエアコンをつけたまま寝てみました。

朝起きて体の硬さが気になりましたが、準備をしていると体の硬さはとれて、調子が良いことに気がつきました。

睡眠が足りた状態だと、自分の身体の端まで自分だ、という気持ちになり、テンションが高くなります。

この状態から睡眠不足の自分を考えてみると、身体が重くてコントロールできていないことがよくわかります。

そして一番怖いのは、調子が悪い状態の自分は、自分の調子の悪さを自覚することができないことです。

調子が良い状態になってはじめて、自分が調子の悪かったことを認識できました。

同時に、改めて睡眠不足の恐ろしさを感じました。


さて、睡眠が足りて調子が良い状態の自分が感じたことがあります。

「音楽が聴いたい!」
「楽器の練習をしたい!!」

睡眠不足の状態が続くと楽器の練習どころか音楽を聴く気にもならないようで、楽器の練習をしたり音楽を聴きたいという気持ちが薄れていました。

睡眠が足りて調子が良くなった途端、あの曲を聴きたいとか、ドラムの練習パッドで練習をしたいとか、音楽に対する意欲がわいてきました。

自分の内側から自然と湧いてくる衝動のような感覚に、自分でも驚きました。

意欲とかやる気みたいなものと体調は密接に関係しているのだな、と実感しました。


そういうわけで、今日は久しぶりにドラムの練習パッドで練習をしました。

ちなみに、こんな練習をしていました。

・9ストロークロール(8分音符)(16分音符)
・フラムアクセント


音楽を聴いたり楽器の演奏をしたりするのは、睡眠をはじめとしたある程度の余裕みたいなものが必要なのかな、と思いました。

これからは、やることを減らしたり、睡眠をとることを意識するようにしようと思いました。



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ついつい熱中してしまう二つの要素について考えてみた

けん玉で遊んでいると、熱中してしまう要素は二つあるのではないかと考えるようになりました。

・上達を感じることができる
・頑張ればできるのではないかと思える

今日はこのことについて、自分が感じたことを書きたいと思います。


少し前にけん玉を始めて、毎日少しずつ手に取るようにしています。

ここ二週間くらい「ヨーロッパ一周」という技の練習を中心に遊んでいます。

「ヨーロッパ一周」とは、小皿→けん先→大皿→けん先→中皿→けん先の順番で玉を移動させる技です。

これが難しくて、取り組み始めて二週間以上が経過していますが、なかなか通しで成功することができません。

二週間も上手くいかないのなら、嫌になってもおかしくないような気がしますが、上手くできなくても楽しくて、「もう一回」と何度も繰り返しています。

ここで、何で「もう一回」と繰り返してしまうのかを考えてみました。


【昨日の失敗と今日の失敗は違う】

通しで成功することができず、技の途中で失敗しているのですが、その失敗の内容が少しずつ変わってきています。

最初の頃は手首の返しもぎこちない、玉を飛ばす方向もよくわからない、という状況でした。

それが回数を重ねていくうちに、ぎこちなさは少しずつ慣れた動きに変わっていき、玉を飛ばす方向もなんとなくですがいい方向に飛ぶようになってきました。

そういうことが少しずつでも自分で感じることができると、上手くできなくても昨日よりは上達していることが実感でき、楽しくなっていきます。


【いいところまでいっている実感がある】

「ヨーロッパ一周」の練習を始めたころは、けん先から大皿へ移動させることもできなかったのが、今では中皿までは移動できたのに最後の中皿からけん先への移動で失敗するようなことも起こっています。

ここまでできると、「もう一回やればできるかも」とつい思ってしまい、「もう一回」が何度も続くようなことになってしまいます。


そういうわけで、練習開始から既に二週間が経過している「ヨーロッパ一周」を毎日のように楽しく挑戦しています。


今回はけん玉で遊んでいたら自然と熱中してしまう状況になっていましたが、何かに取り組む時には今回のことを意識するのがいいのでは、と思いました。


・上達を感じることができる
・頑張ればできるのではないかと思える


例えば上達を感じようと思えば、区切り毎に小テストをしてみるとか、人前で披露してみるとか、楽器演奏であればセッションに参加するのもいいかもしれません。

また、目標設定の際に達成不可能な大きな目標をたてるのでなく、頑張ればできるのではと思えるような目標をたてるのがいいと思います。

そして二つをあわせて、目標設定をこまめにし、小さな目標のたびに上達を感じることができるようなことをするのがいいと思います。

例えば、楽器演奏であれば、このフレーズができるようになったらセッションに参加してみる、みたいな感じがいいのではと思います。


【まとめ】
何かに熱中したければ、次の二つのことを意識するのがいいと思う。

・上達を感じることができる
・頑張ればできるのではないかと思える



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task表(to do リスト)から始めよう

日付けが変わってしまいましたが、お盆のお休みが終わり今日から仕事でした。

連休明けで仕事がたまっていることと、連休前のことを覚えてないことから、朝からもやもやしていました。

この状態はけっこうなストレスになるので、task表(to do リスト)を作りました。


今日はこんな感じで作りました。

①メールチェック。すぐに終わるものは即対応。時間がかかるものはtask表(to do リスト)に書き出しをする。

②書類のチェック。すぐに終わるものは即対応。時間がかかるものはtask表(to do リスト)に書き出しをする。

③予定表の確認。期日が近いものをtask表(to do リスト)に書き出しをする。

④書き出したtask(to do)に期日を書き込む。

⑤期日を確認しながら優先順位を決める。

⑥優先順位の高いものからtask(to do)を処理していく。


task表(to do リスト)は手書きで作っています。

A4用紙(コピー用紙)にボールペンでざっと書いています。

あまり凝ったことはしていませんが、task表(to do リスト)にチェック欄を設けることだけは必ずしています。

task(to do)を処理した後にチェック欄にチェックを入れることで、気持ちが上向きになります。


いつものことですが、task表(to do リスト)を作成すると落ち着いて仕事ができるので助かります。

仕事が重なってくると、どれから手をつければいいのかわからなくなったり、自分の仕事の総量がわからなくなったりして、ワーッ!となることがよくあります。

task表(to do リスト)で仕事を整理すると、今やっていないtask(to do)があっても、それは後でやればよいことだと理解しているので、不必要な不安を避けることができます。

今回も自分が作ったtask表(to do リスト)に従って仕事をするうちに、予定していた時間よりも短い時間でtask(to do)を終えることができました。


task表(to do リスト)を作ることで仕事がしやすくなるということを改めて実感しました。

今後も仕事が重なってワーッ!となるような時は、少しだけ立ち止まってtask表(to do リスト)を作るようにしようと思いました。


▼前回書いたtask表(to do リスト)関連の記事です。

http://inspirex.hatenadiary.jp/entry/2017/03/30/221042



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新しく好きになったものが、以前より好きだったものを違う角度から好きになるきっかけになった、という話

大学生の頃に2年間ほどジャズばかり聴いていた時期があったのですが、ジョン・コルトレーンの音楽にはその時に出会いました。

「モーメンツ・ノーティス」「ジャイアント・ステップス」「マイ・フェイバリット・シングス」「セイ・イット」などが特に好きで、よく聴いていたことを記憶しています。

今でも好きなのですが、大学生の頃のように頻繁に聴くことはなくなり、数ヶ月おきに急に聴きたくなって聴いているような付き合い方になっています。


このように付かず離れずの距離で付き合っていたのですが、マーク・ゴンザレスというプロスケーターが自身のパートのサウンドトラックにジョン・コルトレーンを使用したことを書いている雑誌を数ヶ月前に目にしました。

その時にはスケートボードコルトレーンの音楽って合うのかな?と疑問に思ったのですが、スケートボードはよく知らない分野なので特に深くは考えませんでした。


それから数ヶ月が経ち、軽い気持ちで始めたけん玉が楽しくて、ほとんど毎日少しずつですが触れるようになりました。

最近はけん玉で遊ぶときにはBGMをかけるようにしているのですが、試しにコルトレーンの音楽をかけてみると、意外とフィットしました。

コルトレーン以外のジャズで試しても何となくはまらないのですが、コルトレーンの音楽はけん玉の雰囲気にあうような気がしています。


そのようなことがあり、プロスケーターが自身のパートのサウンドトラックにジョン・コルトレーンを使用したことについて書かれた記事の存在を思い出し、ストリートカルチャーとコルトレーンの音楽は親和性が高いのかもしれない、と思うようになりました。


軽い気持ちで始めたけん玉が、コルトレーンの音楽を今までとは違う角度から好きになるきっかけになるとは思ってもみませんでしたので、びっくりしました

かつて自分が好きだったものと、思ってもみなかった別の分野のものをきっかけで出会うことになるとは思ってもみませんでした。


かつて好きだったものは少し距離ができても、ひょんなことから距離が縮まることがあるのだな、と思いました。


そんなことがあり、趣味などで興味が薄くなったものがあっても完全にやめてしまうのでなく、ひょんなことから再び距離が近くなることがあるかもしれないので、付かず離れずの距離で付き合っているのがいいのかもしれない、と思いました。



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自分の求めているものが見つかるところとは

少し前にけん玉を始めたことを書きましたが、それ以来少しずつですが毎日のようにけん玉で遊んでいます。

http://inspirex.hatenadiary.jp/entry/2017/07/25/232332

毎日のように遊んでいてもなかなか上達できるというわけではないのですが、時々技がきまったりすると大喜びしています。

ほんの一ヶ月前にはまさか自分がけん玉を毎日のように手にとるようになるとは思いませんでした。


「これやりたい!」と強く思って始めたことでも、いつの間にかやらなくなっていたことは多いです。

その一方、軽い気持ちで始めたことが意外と楽しくなったりするのはおもしろいことです。


自分が意識できる範囲のところに自分の求めているものがあることは少なくて、自分の求めているものは自分が思いもよらなかったところにあるのではないかと、時々ぼんやりと考えることがあります。


そうだからこそ、自分がやりたいと意識にあがってくるようなことは、早急にやってしまう必要があると思っています。


やりたいと思っていたことが想像通り楽しければそれでいいですし、期待外れであまり楽しくないような場合も「つまらないことを確認する」ことができます。


「つまらないことを確認する」ことができた自分はそれ以前の自分とは違う自分だと思いますし、そうやって先に進んだ自分がその先にある自分が求めているものを見つけるのだと思います。


きっと自分が求めているものは、自分がやりたいと思っていることをやっていくうちに、それとは別の思いもよらないところで出会うのではないのかと思います。


けん玉について、これからも続けていくのか、もっと楽しいことに出会っていつの間にかやめてしまうのかはわかりませんが、あまり難しく考えず楽しいと思えることをやっていきたいな、と思います。



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