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~に刺激[触発]される / 【働き方】【在り方】【音楽】【読書】【散歩】がテーマのブログです

長所だと思っていたことがマイナスに働いてしまったことに気付いてしまった話し

少し時間ができたので、過去の自分の仕事の振り返りをしていました。

過去の自分が作成した資料を見返しながら、「あの頃は頑張ってたなぁ」とか「今の自分ではこのレベルのことはできないなぁ」とか考えていました。


しかし、なぜかその考えに違和感を感じてしまったので感じた違和感について考えてみました。


そして気が付いたのが、長所だと思っていた能力が当時の自分にとってはマイナスに働いていた可能性があるということでした。


確かに作成した資料などをみると、分析の質や深さは今の自分から見ても素晴らしいものなのですが、当時の自分はその能力に固執してしまうがあまり、まわりの意見を全く聞けない状態となっていました。


また、自分の話しを理解できない人間は間違っているという風にも考えていて、まともに説明や説得をすることを放棄していたこともありました。


今の視点で考えると、なまじ考える能力があるがために自分の考えに固執してしまい、周りが見えなくなってしまっていたのかなと思います。


今から考えると、そんなにまで一人で頑張ることよりも、周りの人の意見を聞いて一回その通りにやってみるとか、自分の考えを理解してもらえなくても根気よく説明するとか、そういう視点こそ必要だったのかなと思います。


自分にとって一番の長所だと思っていた能力が、実は一番の弱点だったという可能性に変わってしまったことに驚きを感じたので、その気持ちを書いてみました。